着ぐるみでコメディなTVアニメ動画ランキング 3

あにこれの全ユーザーがTVアニメ動画の着ぐるみでコメディな成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年12月28日の時点で一番の着ぐるみでコメディなTVアニメ動画は何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

66.7 1 着ぐるみでコメディなアニメランキング1位
うらみちお兄さん(TVアニメ動画)

2021年夏アニメ
★★★★☆ 3.3 (241)
778人が棚に入れました
よい子のみんな〜!裏表のあるお兄さんは好きかな〜?教育番組「ママンとトゥギャザー」の体操のお兄さん・表田裏道 31歳。爽やかだけど情緒不安定な“うらみちお兄さん"が垣間見せる大人の闇に、よい子のみんなはドン引き必至…!?大人になった“よい子"たちに送る、哀しみの人生賛歌!

声優・キャラクター
神谷浩史、杉田智和、中村悠一、宮野真守、水樹奈々
ネタバレ

ossan_2014 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

アスリートは絶望しない

まるでルー大柴が命名したような教育番組に出演する、「体操のお兄さん」や周囲の人物が理不尽に振り回される日常を描くコメディ。

放送開始直後に、友人は本作のことを「体育会系の絶望先生」と評していた。
確かに両者とも後ろ向きで自虐的な主人公ではあるが、ちょっと主演声優の印象に引きずられすぎだろう、と思ったものの、視聴を続けるうちに妙に繰り返し思い出されてきたのは、本作の放送と並行して、東京オリンピックが開催されていたせいだ。

おそらく後世の歴史家に世紀の愚行と記されるであろう東京オリンピックが同時に開催されていたという偶然が、視聴中に殊更に『絶望先生』を思い浮かべてしまう感想を生んだ。

あたかも「世界」に特攻して自爆するかのような「絶望先生」の「自虐」に比べ、本作の主人公の自虐が「自傷」を思わせるのは、主人公が「アスリート」であるからだ。



{netabare}「競技」で勝利を目指すアスリートにとって、「ルール」は絶対だ。
競技フィールドからはみ出し、ルールを侵犯することは、即座に「敗北」を意味する。

アスリートは、常に競技フィールドと「ルール」を意識せざるを得ない。
いや、無意識化するほどに「ルール」を「内面化」するのでなければ、いちいち「意識」していたのでは、勝利はおぼつかない。
トッププレーヤーとして頂点に立つには、肉体が「ルール」外の動きができないほど、自らの本能として一体化しなければならない。

だが、本能化するほど「ルール」=あらかじめ与えられた他者の作成した規律に肉体を従わせることが、精神だけ切り離して自由であることと両立するだろうか。


人口の過密な集中が決定的な意味を持つ新型ウイルスの感染拡大が進行中の大都市で、超大規模のスポーツ大会を開催することは自殺行為に等しいと、少し考えれば誰にでもわかる。
事実、東京オリンピックの開催中から開催後にかけて感染拡大は止まることなく医療崩壊を招いた。
あえていえば、この期間に発生した大量の自宅放置患者と放置死者は、オリンピックが生み出したと云ってもいい。

アスリートは、言うまでもなく五輪の主要な構成部だ。
仮に観客やメディアの中継や報道がなくとも、「オリンピック」という「競技大会」は成立し得る。(ただ「利益」を生み出さないだけだ。実際に報道もされないマイナースポーツはいくらでもある)
だが、アスリート=競技者が存在しない「スポーツ大会」は原理的に存在するはずがない。
換言すれば、「アスリート」こそがオリンピックの実質そのものであるといっていい。

にもかかわらず、大量の死者と医療崩壊を発生させるであろうオリンピックの開催の是非について、「オリンピックの実質」であるアスリートは、極少の例外をのぞいて回答を拒否した。
いや、死者の増大と医療崩壊が現実のものとなってからでさえ。

出てきたのは「感動を届けたい」といった寝言に等しいピンとのズレた無内容な妄言の類のみだ。

仮に、どれほど社会が混乱し他人が死ぬ事になろうともオレはメダルが欲しいのだ、といった「野望」であれば、まだわかる。
利害を巡る対立として、社会はアスリートと対決することもできるだろう。

不気味なのは、「アスリート」の頭の中には、100パーセントの本音として本当に「寝言」の類しかないように見えることだ。

「アスリート」という言葉がいつから使用されるようになったのかは知らないが、想像するに、スポーツ「マン」、という言い方がジェンダー的に不適切になった事から「スポーツマン」に代わる用語として使われ出したのではないかと思われる。

だが、実態としては同じものなのに「アスリート」と「スポーツマン」では想起される印象が異なる。
「アスリート」なる用語には、なにか「スポーツマン」を脱・社会化して抽象概念にしたような感触がある。
試みに、あえて上述の「アスリート」を「スポーツマン」に置換して読んでみると、異様さが際立つだろう。


かつて(おそらく今でも)就職活動の現場で「スポーツマン」が有利であるといわれたのは、「ルール」を内面化して無批判に従う訓練を積んだ「スポーツマン」は、組織上位者による管理が容易であると思われていたからだ。

だがもう一方で、「スポーツマン」は薄汚れた「現実」に対立して理想化された「ルール」を貫くような純真さ(あるいは幼さ)を想起させるものでもあった。

現代の脱・社会化された抽象的な「アスリート」には、競技フィールド外の「社会」という「現実」は存在しないのではないか。
「与えられた」ルールを内面化して抽象存在と化した「アスリート」には、競技の「ルール」を自身の責任で改定することなど想像もできないように、目の前の「現実」もまた改変不能で「与えられた」フィールドで、自身が負うべき責任など認知できないのではないだろうか。

かつてオリンピックで頂点を極めたメダリストであったJOC会長やオリンピック担当大臣が、一貫して、脳みそが筋肉化したのではないかと思われるような論理性皆無の寝言を発信し続けていた事が、こうした疑惑を助長する。

東京オリンピック後でさえ、医療崩壊と放置死者の存在が否定しようのない「現実」なのに、それと引き換えに手にしたメダルを得意げに掲げてメディアに登場する「メダリスト」は、もしも自分(たち)がメダルを断念して出場を拒絶すれば「スポーツ大会」は成立せずに死者も防げていたかもしれないと想像した気配すらない。

世界の全ては「与えられた」動かしようのないフィールドで、自分はその「中で」フィールドからはみ出すことなくプレーするだけという「アスリート」の心性を証明している。{/netabare}


「世界」の全ては自分にはどうしようもない「与えられた」フィールドで、その中で自分の思い通りに事が進まないとしたら、「アスリート」は自分のパフォーマンスの能力が劣っているだけだ、と判断するだろう。

だが、「世界」は、競技者同士が納得ずくで「ルール」に従うことを同意して競い合う「競技フィールド」ではない。
基本時に、「世界-内」存在である実存にとって、「世界」は理不尽で不条理であるのが常態だ。

不条理に直面したとき、絶望先生は「絶望した!」と叫ぶ。
「絶望した!」という叫びは、自分は「世界」の不条理を承認しないという宣言だ。
不条理に対して敵対するという宣言は、最後には「爆発オチ」や「猟奇オチ」で絶望先生を打ちのめす。
「世界」に単身で敵対しても最後には叩きのめされるのに、「絶望した!」の宣言を止めずに破滅する自爆テロのような絶望先生の「自虐」ギャグ。

一方で「アスリート」の本作主人公は、理不尽の存在そのものを認知できない。
不条理は、自分のパフォーマンスの不足の結果として捉えられるなら、主人公の「自虐」ギャグは、自分への攻撃=「自傷」へと向かうしかないだろう。

共に「自虐」的でネガティブな性格設定でありながら、「世界」へ自爆テロを繰り返す「変人」という絶望先生の印象に対して、「世界」の理不尽を認知できずに自傷を繰り返す本作の主人公が「メンヘラ」の印象を持つ根拠だ。
ドン・キホーテにも通じる「聖なる狂人」として、どこか応援したくなる「変人」の「絶望先生」に向ける視線がつい優しいものになるように、主人公へ向ける視線が、どこか憐憫を含んだものになるは、このように、単に主人公が「ひどい目」に遭っているからだけではない。


{netabare}ユングであればシンクロニシティの実例に挙げたかもしれない、本作と東京オリンピックの同時放映という偶然が、上記のような感想を生んだ。

しかし、時が過ぎてオリンピックの記憶が薄れても、感想に大きな変化はなさそうにも思える。

「世界」は、「与えられた」改変不能のフィールドで、自身が改変することができないというアスリートの心性は、世の中はあらかじめ与えられた「現状」こそがすべてで、現状を無限肯定することが「現実的」な態度だという風に一般化して、拡散しているように見えるからだ。

特にアニメ視聴者に顕著だと感じられるのは、深夜アニメで女性キャラの乳首や下着が描写されたとき、殆ど必ず「過激」とか「攻めすぎww」「ギリギリ」といった感想が一斉に湧き起ってくる様を目撃するせいだ。

放送局が自社都合として定めている「規制」は、現実には、理念的な基準も無く、ロクに文書化もされていない代物でしかなく、時々の担当者がその場で明確な理由の説明もなく指示を出すものなのに、改変不能な「絶対基準」とみなして、「攻めてる」や「過激」と感じる感性は、「規制」という「現状」を「肯定」していることと変わらない。

たかだか絵に描かれた少女の下着や裸体を画面に出す程度のことが、担当者という人間の言葉だけで阻止されているに過ぎないのに、崩しがたい「強固な壁」のように「感じ」てしまっているのは、突きつめれば「現状の絶対視」に呪縛されているからだ。
一見「現実主義」的な「現状の肯定」は、「担当者個々人の判断」というレベルの「規則」など外部の働きかけでいつでもブレるという「現実」を正しく見ようとしない。

異なる「世界」の有り得ない感情や思想を描き出すアニメという表現を愛好していながら、「現状」は「肯定」するしかないという認知が蔓延しているとしたら、社会全体では更に強固に進行しているかもしれない。{/netabare}



道路に穴が開いて車が通れなくなれば、普通は穴を埋めようとする。

穴が開いている「現状」を絶対視して、何とか路肩をはみ出して車を動かす運転テクニックを研究したり、オートバイなら穴のふちを通れるから車を「出し抜ける」と発想したりするならば、発狂しているか、発狂の途上にあると思われるだろう。
が、こうした「発狂した」処世術を得意げに広める「現実主義者」は多い。

穴を埋めれば「現状」は変化して「現実」は正常に回復する、と思いつくのは簡単だ。
「アスリート」をやめればいい。

「アスリート」である「自分」を放棄したとき、主人公の「自傷」もまた消滅するだろう。
その先には、結果として「自爆」ギャグで爆発する「絶望先生」が待っているとしても、メンヘラーよりも「健全」である気はする。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 3
ネタバレ

CiRk さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

普通に面白かったと思います

これも特に書く感想がないので適当に。

{netabare}
「おかあさんといっしょ」とかの体操のおにいさん達のアニメ。
結構ギャグが面白くないという意見が多かったみたいだけど、自分は面白いと思った。

大人あるあるネタを真顔で言うのが面白かったし、ディレクターに切れたりするのも面白かった。
キャラも全員良かったと思う。イケテルなら下ネタ、歌のお姉さんなら結婚ネタという様にこの人はこういうネタみたいなのが決まってたように感じるけど、それが全部上手くハマっていたと思う。

個人的に一番面白かったのはロケの回かな。あの無茶なディレクターに振り回される話が一番面白い。
終盤になると、結構主人公が子供に対していいセリフを言ったりでそういう面でも楽しめたので個人的にはかなりいいアニメでした。

{netabare}
1話 7/10
なんだこれ。うさおとくまおの打ち合わせは面白かった。
大人だけでやってくれたら面白いかも。主人公以外はいい。
チンダル現象で笑うとか中学生かよw
このキャラは面白いわ。悪くない。

2話 7/10
いい挿入歌w あるある。
ほんとに後悔してるのかなこのお姉さん?
この下ネタの人は面白い。

3話 10/10
アンパンマンパロめっちゃ面白かった。
今回めっちゃよかった。
テレビへの顔の反射まで書いてるの丁寧。

4話 10/10
体操のお兄さん要素がどっか行った。
ロケって。花火用意できないのに着物はあるのかw
死んでる人の言い方じゃん。
クビって言葉を知ってる子供怖いw
バイキンダー謎の撤退。
ところどころ現代の闇。ジャイアンの声真似か?
今回もめっちゃ面白かった 

5話 6/10
幼稚園児怖い。
歌ながいしオチがわからん。
最後の日常描写無駄にリアル

6話 7/10
慰安旅行とかいうカス行事。
下ネタ好きじゃなくて子供の感性のままってことじゃないかw
卓球上手すぎだろw

7話 10/10
取り返しつかないじゃんw
素麺にシソとかミョウガ使うのか。
薬味の下り面白かった。

8話 7/10
謎いい展開いる?
脳トレにあったなこんなの。
確かにキャラ大事にしないとなw 

9話 10/10
子供に助言するの良かったな。
今度は忘年会かよw
ビンゴゲーム面白いな、今回良かった。
 
10話 10/10
めっちゃ熱そうw
概念ってw 子供理解力すごいな。
ところどころいいセリフあるの笑う。
熊谷の過去普通に感動したわ。
ギャグアニメでシリアスも結構いいのすごい。
ちょっと差し込まれるだけなのに。
思いっ切りバナナで滑ってるw 

11話 9/10
飯塚かな?
コナンみたいな扉やめw
コントみたいなタイトルだな。
今気づいたけど声優水樹奈々じゃん。 

12話 6/10
恋人かよ。え、ガチでやめる気なの?w

13話 5/10
このアニメも最終回でなんか怒ってくれるのか。
なんか今回滑ってんな
{/netabare}
{/netabare}

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5

ヌンサ さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

歌が上手すぎて笑ってしまう

豪華な声優陣(豪華すぎて面白みに欠ける)、プロデューサーの手堅さの下に、
シリーズ構成の待田堂子さん以外はよくわからないスタッフ(土台がしっかりしているから有名じゃないスタッフでもイケるってこと?)でつくられた、おそらく今期の覇権アニメのひとつです。

例によってギャップを楽しむ系のブラック・コメディです。
極端すぎて滑りまくってるシーンも結構多いですが、そこそこ楽しむことができました。

今作のMVPは水樹奈々さんです。(良い意味で)年齢を重ねたことによって低音の演技が特にキレまくっています。歌のお姉さんってこんなに歌がうまいものだっけ?と思ってしまうくらい、
劇中歌の歌唱クオリティが高すぎて、本編の中で浮いてしまっているほどでした。



今期の中でも視聴者が特に多かったであろう作品なだけに、気になった点を。

カッペリーニ降漬の描写が時代遅れも甚だしかった。「天地創造デザイン部」でLGBTQ描写の先進性を評価した矢先でこれだもんなぁ・・・。慰安旅行の際に女部屋に泊まっていた点だけは評価できましたが。
兎原の布団に潜り込むギャグ(笑えない)とかやりかねなかったので。ビジュアルや、男に対して積極的といった描写は偏見の要素が強いと思うので、ガッカリでした。

また多田野詩乃の結婚ネタも、近年は特に笑えないやつです(しかもくどい)。自虐だからまだいいとは言え、すこしずつこの流れが変わっていくと良いなと思います。
主要な男性登場人物はそんなに言われないのに・・・ね。
日常系アニメの"女性"教師とかにもありがちです。






P.S. 上武裁人を見習って生きていきます。

あとどうでもいいがオープニングアニメーションの冒頭、
いけてるお兄さん(宮野真守)のセリフに表田裏道の口パクが映るのが紛らわしい(笑)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 4

71.5 2 着ぐるみでコメディなアニメランキング2位
ハロー!! きんいろモザイク(TVアニメ動画)

2015年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (843)
4507人が棚に入れました
アリス・カータレット、16歳。金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が! 高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。 アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

声優・キャラクター
西明日香、田中真奈美、種田梨沙、内山夕実、東山奈央、田村ゆかり、諏訪彩花、佐藤聡美、大西沙織、潘めぐみ、村川梨衣

nk225 さんの感想・評価

★★★★★ 4.8

『きんいろモザイク Pretty Days』2016年11月12日から劇場公開予定

アリス・カータレット、16歳。
金髪碧眼のイギリス少女ですが、1年前から日本にホームステイ中。
親友の純和風女子高生・大宮忍の家に迎えられ、日本の高校生活をめいっぱい楽しんできました。
ところが、きらきらと輝いていた毎日に事件が!
高校二年生に進級するとき、忍と別のクラスになってしまったのです。
一度はまっしろになるアリスですが、忍は言いました。

「アリスは海を越えて来たんですよ、それに比べれば全然です!」

例えクラスが離れても、心の距離は変わりません。
アリスに忍、凸凹コンビの小路綾&猪熊陽子、もう一人の金髪イギリスっ子・九条カレンたち5人の絆は、今日もきんいろにきらめいています!
日英美少女ゆるふわ学園コメディ第二弾、はじまるよ!!

Episode 1「はるがきたっ」
高校二年生に進級したアリス。
日本での二度目の春。
新しくA組の担任の久世橋(くぜはし)先生も加わって、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の「きんいろの日々」は今日もキラキラと輝きます!!!とはいえ忍とクラスが離ればなれになったのがショックのアリス。
「もっとシノのことを知りたい! 」 知っているようで知らなくて、実は結構謎めいている忍を少しでも理解したくて、みんなも巻き込んだ「忍の極秘調査」が開始されることに…!

キャラクターコメンタリー
出演:小路綾、猪熊陽子、九条カレン

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
綾、陽子、カレンの三人で始まった「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会」
「しのファンクラブ」もとい「シノ部」の話題のはずがカレンの提案でなんと「ヨーコ部」も発足!
慌てる綾への陽子の冗談に、ついに大天使アヤエルさまが怒りの降臨!?

Episode 2「プレゼント・フォー・ユー」
久世橋先生は悩んでいた。
可愛く思っている生徒たちに怯えられてしまう。
どうしたら仲良くなれるのかな…? 
そんな時、いつも生徒と仲良しの烏丸先生を見て感動した久世橋先生は「生徒と打ち解けるコツ」を教えてほしいとお願いする!!一方、英国式お茶会を計画する忍。
手作りのお菓子やケーキスタンドも用意して、本格的にやりたいとはりきっているけれど…徐々にわき起こる不穏な空気にお茶会は無事に開催できるのかが心配!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、田生真奈美

Episode 3「あなたがとってもまぶしくて」
「実は私わたし、イギリス人じゃないし金髪は染めてるんだよ! 」アリスの衝撃的告白に綾は大ショック!
でもそれはアリスとカレンが仕組んだ「エイプリルフールごっこ」だった。
ジョーク好きのイギリスではエイプリルフールの日だけは新聞もテレビも大々的に嘘をつくのだ。
そんな中、常日頃から「嘘つきブラザーズ」こと双子の弟妹「空太」と「美月」に騙されている陽子は少し困り顔。
そこに当の双子がやってきて驚きの嘘を連発。
楽しい「エイプリルフールごっこ」のはずが、その場はしっちゃかめっちゃかに・・・!?

キャストオーディオコメンタリー
西明日香、内山夕実、東山奈央

Episode 4「雨にもまけず」
“おつかいくらい、ひとりでいけるのに”。
いつも子ども扱いする忍にアリスは少々ご立腹。
そんなとき街中で、変なポーズをとっている綾に出会う。
どうしたのかと尋ねると、なんと中学生に間違われてショックを受けているということ。
アヤもそんなことがあるんだね!同じ悩みを持つもの同士、二人は意気投合する。
でも大人の女になるにはどうしたらいいのかな?いつも大人っぽい勇(いさみ)の驚きのアドバイスを受けたアリスは、綾と一緒にイメージチェンジ! なんと不良になってしまう!?

キャラクターコメンタリー
出演:アリス・カータレット、小路綾、烏丸さくら、久世橋朱里

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その2」
アリス、綾と共に、今回はなんと烏丸先生と久世橋先生も参加!
学校の施設で個人鑑賞会を行うことに戸惑う久世橋先生だが、烏丸先生の癒しの肩もみ攻撃に久世橋先生も思わずリラックス!?

Episode 5「おねえちゃんとあそぼう」
妹の忍とは対照的にいつもキリッとかっこいい勇(いさみ)。
だが最近やることなすことトンチンカン。
今日も麦茶に大量の塩を入れたりと、一体どうしちゃったんだろう?
実は… と、忍が言うには、どうやらモデルの仕事のことで悩んでいるよう。
みんなの憧れ(?)の勇がスランプだなんて!
勇を励ましたい五人は気分転換に勇をショッピングモールに連れ出す。
次々に飛び出す元気付けるためのアイデアで、無事いつもの勇に戻ってくれるのだろうか!?

キャラクターコメンタリー
出演:大宮忍、猪熊陽子、大宮勇

「どきどき!!ホームビデオ鑑賞会その3」の舞台は大宮家!
忍、陽子に今回は勇が初参加。
小学生時代からの付き合いの3人のコミュニケーションはバッチリでまるで三姉妹!?
普段はクールでなかなか聞けない勇の裏話も聞けるかも!

Episode 6「きになるあの子」
お腹がすく季節(?)。
食品サンプルにまで食いついちゃう陽子に、カレンは超特大パフェの大食いチャレンジを提案する。
私はこのために生まれてきたのかもしれない! 一気に燃え上がりすぎる陽子には、思わず綾もツッコミ。
自分で提案しておきながらフードファイトの危険性を説くカレンだが、陽子の燃える思いはとめられない。
そしてついに「危険な」大食いチャレンジに挑戦すべく、五人は目当てのレストランに旅立つ。
そこで出会った意外な人物とは…?

キャストオーディオコメンタリー
出演:田中真奈美、種田梨沙、東山奈央

Episode 7「マイ・ディア・ヒーロー」
だんだんと近づいてくる夏の匂い。
そんな匂いに惹かれて、カレンもついに夏モデルに!
そのあまりのワイルドなスタイルに困惑するみんなだが、陽子の「いいかげん親呼び出されるかもな」の一言にカレンはおびえてしまう。
カレンのママは怖いらしい。
そんな相変わらずのカレンだが、今日はパパが限定品のネックレスを買ってくれると大はしゃぎ。
放課後、みんなへの挨拶もそこそこに家に飛んで帰るカレンだったが・・・

Episode 8「もうすぐ夏休み」
もうすぐ夏休み。
「今年こそは計画的に遊びたい! 」と燃える陽子の提案で、今年は海へ行くことに! でも楽しい夏休みの前には期末テストが・・・。
目の前の現実に落ち込む忍と陽子とカレン。
みんなで一緒にテスト勉強をする事になるが、陽子たちのまったくやる気の感じられない勉強態度に綾は不安を隠せない!?

Episode 9「とっておきの一日」
今日から夏休み。
朝寝坊できる幸せをかみしめるアリスに近づく怪しいカゲは・・・
一方、毎年夏休みの宿題のノートを陽子に貸している綾は、今年こそちゃんと宿題をさせようと『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』を作成する!
いざ陽子に渡そうとする綾だが、緊張して電話もままならない。
フォローのメールも上手くできず思わず家を飛び出すが・・・
はたして『今年こそ最終日で泣かないための宿題消化スケジュール』はちゃんと届けられるのか!?

Episode 10「海べのやくそく」
待ちに待った海水浴の日。
みんな朝から待ち遠しくて仕方がない。
海までの道中も五人なら楽しくて、ついついはしゃいじゃう。
目指す海はもうすぐです!ビーチに到着した五人の前に広がるのは、青い空と青い海。
砂浜にずらり並んだ海の家。
浮き輪も日焼け止めも用意したし、とっておきの水着も見せ合って準備完了いざ海へ!
そんななか忍は「海の泳ぎ方」を意気揚々とアリスに教えるが実は・・・!?

Episode 11「ほんのすこしの長いよる」
夏休みももう中頃。
青々とした木々の葉が揺れるなか、今日も部活に精をだす穂乃花。
金髪をフューチャーした謎のかけ声で、最近は調子も良い感じ! 
部活の後、海に行ったお土産をカレンから受け取る約束をしていたけれど、カレンの姿が見当たらない。
きょろきょろと辺りを見回す穂乃花にカレンから謎の電話がかかってきて・・・。
導かれるままに校舎に入る穂乃花。
一体そこに待ち受けるものは!?

Episode 12「なによりとびきり好きだから」
緑の多い夏の風景。
はちみつ色の可愛い家々。
アリスはポピーと小道をゆく。
ただいまイギリスに帰省中のアリスとカレン。
久しぶりに家族に会えたのはうれしいけど、やっぱり忍がいないのはちょっと寂しい。
でも離れた距離が二人の絆をもっと強くする。
夏が終わっても、忍、アリス、綾、陽子、カレン、仲良し五人組の日々はこれからもキラキラきんいろに輝きつづけます!!!

2016年3月26日に開催された『AnimeJapan2016』のステージイベント『ハロー!!きんいろモザイク&ゆゆ式 合同同窓会』にて、スペシャルエピソードの製作が発表され、同年6月に『きんいろモザイク Pretty Days』のタイトルで2016年11月12日から劇場公開予定であることが発表された。

アニメは制作会社で選ぼう!
【Studio五組】
結城友奈は勇者である(2014)
エスカ&ロジーのアトリエ 〜黄昏の空の錬金術士〜(2014)
この中に1人、妹がいる!(2012)

視聴回数2回以上の作品
きんいろモザイクシリーズ
ハロー!!きんいろモザイク(2015)
きんいろモザイク(2013)
咲-Saki- 全国編(2014)
咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A(2012)
Aチャンネル(2011)

Studio五組はGONZOスタッフが独立し、2010年に設立。全作品のヒロインたちを自宅に持って帰って愛でたくなるかわいらしさ。

NHK「恋愛しない若者」特集に共感の声も 楽しみはビール片手にきんモザ観賞
■ 帰宅後ビールにアニメ
話題になっているのはNHK「おはよう日本」(2015年10月19日放送)の中でオンエアされた「恋愛しない若者たち」という特集だ。

この企画を担当したディレクター自身もここ数年、恋人はおらず、楽しみは「ちょっとだけ高いビールを飲みながらテレビを見ること」。ディレクターの普段の生活を撮影した映像では、帰宅後にリラックスできる格好に着替えてから、買ってきた弁当を食べつつ350ミリリットル缶のクラフトビール「よなよなエール」を飲んでいた。視線の先にあるのは、テレビ画面に映るアニメ「きんいろモザイク」だ。女子高生キャラたちの掛け合いに、ときどきムフフと笑う。

番組を見たTwitterユーザーは、
「家帰ってビール飲みながらきんモザみてて死ぬほど親近感湧いた」
「恋愛よりアニメって人映って親から『これあんたやんwww』って弄られた」
「インタビューに答えた青年が自分の時間を大事にしたいみたいな事を言ってたんですけど、みんな色々忙しいんですよねぇ」
などと反応した。

『ハロー!!きんいろモザイク』の締めくくりに相応しい高密度な爆笑イベント!「KIN-IRO MOSAIC Festa2」レポート
2015年9月20日(日)、江戸川区総合文化センターにて、TVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のイベント「KIN-IRO MOSAIC Festa2」が開催された。このイベントは『きんいろモザイク』(1期)の放送終了後に開催され、大いに盛り上がった「KIN-IRO MOSAIC Festa」(2013年12月29日開催)の第二弾。昼公演と夜公演では、コーナーやライブで披露された曲が若干異なっていた。

出演は『きんモザ』のメインキャストの西明日香さん(大宮忍役)と田中真奈美さん(アリス・カータレット役)、種田梨沙さん(小路綾役)、内山夕実さん(猪熊陽子役)、東山奈央さん(九条カレン役)の5人。この5人は声優ユニット「Rhodanthe*」としても活動を続けており、これまでに数々のイベントをこなしてきた。2013年の結成から2年が経過し、チームワークはバツグン。そんな5人によるイベントとあって、会場周辺には早い時間から大勢のファンが詰めかけていた。

■ Rhodanthe*のイベントはオープニングトークから全力投球の大爆笑
イベントがスタートし緞帳が上がると、ステージには学校の教室が作られていた。そして、教室の上方に設置された巨大なスクリーンに大宮忍の映像が映し出されると、ステージ奥の扉から西明日香さんが飛び出してきた。今日のイベントは「ハロウィン」がモチーフになっているため、いつもの制服ではなく新規にデザインされたきらびやかな衣装。これにはファンも驚いたようで、大きな歓声が上がった。続いて田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さんがひとりずつ現れ、出演者が勢揃いした。

全員が揃って挨拶をした後、それぞれが着ている衣装の説明を始めた。今回用意された衣装は、西さんがシンデレラ、田中さんが赤ずきん、種田さんが人魚姫、内山さんが妖精、東山さんが魔女だった。まさに「THE Halloween」といった様相。各自、衣装の注目ポイントなどを紹介し始めたのだが、衣装が野菜に似ている話や、東山さんが「ちょっとスタッフさんに確認してくる」と舞台から一時的に消えてしまうなど、Rhodanthe*の5人はやりたい放題。オープニングトークから実にゆるふわな雰囲気で、これから始まるFesta2を大いに期待させる内容だった。

さらに夜公演では、東山さんが自己紹介の流れで「今日は(天衝)監督さんも来てくださっています」と、最前列で見学していた監督をファンに紹介。突然のフリに照れている天衝監督だったが、さらに東山さんは「監督は会場に来るまで迷いそうになったけど、カレンパーカーの人についてきたみたいです(笑)」と暴露し、1500人の客席を笑わせた。

極めつけに東山さんは、スタッフから借りてきたというデジカメを手に取り、記念撮影を撮りたいと言い出した。東山カメラマンは客席をバックに集合写真を撮影し、「かわいい~♪」とご満悦の表情。昼公演以上に自由すぎるオープニングトークだった。

■ これまでの思い出を振り返る「にじいろトーク」のコーナー
イベントが本格的にスタートすると、昼公演は種田さんが進行を担当する「にじいろトーク」のコーナー。ここでは用意されたトークテーマをもとにフリートークが行われた。「Rhodanthe*のフリートーク」とは、一度でも『きんモザ』関連のイベントに足を運んだことのあるファンならば予想がつくと思うが、本当に台本一切ナシのフリーダムなトークショー。Rhodanthe*の5人はまるで楽屋トークのような雰囲気で楽しそうに会話を始めた。

唯一、司会を任された種田さんだけマジメに進行しようとしていたが、最終的には5人でフリートークを展開。スタッフは8つのトークテーマを用意していたようだが、話を膨らませすぎたため、結局使用されたのは「一番心に残っているシーン」と「パレードイベントで起きた印象的な出来事」の2つのみ。今日もRhodanthe*は平常運転だった。

このコーナーの後半は、「きんモザ思い出 五・七・五」。事前に5人が書いた「初句」、「中句」、「結句」のパーツを組み合わせ、おもしろい俳句を作って発表してゆく。Rhodanthe*の5人はワイワイとはしゃぎながら句を選んだ。しかし自分が作りたいと思っても、適切なパーツが見つからなければ何かで代用しなければならず、完成した俳句は以下だった。

●西明日香さん
江戸川区 鬼畜こけしが バカやろう

●田中真奈美さん
いつの日か ペロペロハァハァ…… おうじさま

●内山夕実さん
Hey!タイショー! むかえに来てね かっちょぶー

●東山奈央さん
ゴミですか? はい、わたしです ありがとう。

●種田梨沙さん
まなみんが リボンなしでも 大興奮

トップバッターは西さんだったのだが、いきなり爆笑モノの俳句を詠んでしまったので4人はやりにくそう。内山さんは自身が流行らせようとしている(らしい)「かっちょぶー(カッコイイという意味らしい)」を自分で選んで組み込んでみたり、なかなかの力作ぞろいだった。

■ 夜公演の「にじいろトーク後半」はキャッチコピーを考えてみるコーナー
昼公演では俳句を作ったが、夜公演は『きんいろモザイク』の「新キャッチコピーを考えよう」のコーナー。司会は田中さんが担当。スクリーンには公式で使われているキャッチコピー「私たちの毎日は――きらきらしたきんいろです!」が例として映し出された。

事前に考えてきたネタをひとりずつマイクの前に立って発表していくのだが、司会の田中さんは「それでは田中さん、パネルを持ってお進みください!」と、4人に無許可で一番手に名乗り出てしまった。最後のほうに発表するのはプレッシャーなので、なるべくならば最初に発表したい4人。声を揃えて「待って! 待って! 横暴だ!(笑)」と阻止しようとするが、田中さんは「さっさと発表して司会業に専念したい」という理由から一番を譲らなかった。そして、それぞれが発表したキャッチコピーは以下。

●田中真奈美さん
多岐にわたる制服コーデ!! 好きな着こなしでEnjoy your intercultural life!

●西明日香さん
モザイクのかけら高価買取いたします。まずはお電話を!

●種田梨沙さん
いつでもすこやか! 深夜に見てもゴールデンタイム

●東山奈央さん
TOKYO MX、NHKほかにて毎週日曜日朝9:00から元気に放送中!!

●内山夕実さん
私たちだって心はぴょんぴょんしています。

田中さんは流暢に英語を読み上げ、西さんはどこかで聞いたことがあるようなネタ、種田さんは本当にありそうなくらいキレイなキャッチコピー、東山さんは願望を込めたキャッチコピーだった。そして一番会場を沸かせたのは内山さん。公式でもコラボをした過去がある作品の「ぴょんぴょんネタ」を読み上げると、場内は大爆笑。さらに両作品に出演している種田さんが、ボソっと「今日は『きんモザ』だから……」とコメントし、場内の笑いを加速させた。

■ KIN-MOSA Festa2は催し物がたくさん!
続いての「きんモザファイト!!」のコーナーは、キャストと客席の勝負対決。昼公演では、白紙のポエムを読んでいる人を当てるゲームと、客席から14人のこけしを探すゲーム。夜公演ではブラインドボックスに手を入れて探り、何も無いのに演技をしている人を当てるゲームと、1500人の観客が一斉に発した5つのキーワードを当てるゲームが行われた。

前回の「KIN-MOSA Festa」で好評だった参加型ゲームコーナーがここまでパワーアップして帰ってくるとは、おそらく誰も予想がつかなかっただろう。キャストの5人とスタッフが「集まってくれた1500人のみんなと楽しめるイベントにしたい」と企画した結果が、このゲームコーナーというわけだ。一般的によくあるアニメイベントではめったに見られない、客席といっしょに遊べるユニークな催し物だった。

■ アドリブ満載の大爆笑アフレココーナー「きらきらメモリー」
ステージに5本のマイクが運ばれ、生アフレコのコーナーがスタート。「きらきらメモリー」と名付けられたこのコーナーは、アニメに名シーンの映像に合わせて5人が生で演じた。昼公演と夜公演で若干異なっていたが、第10話『海べのやくそく』や第12話『なによりとびきり好きだから』など、ファンなら誰でも心に残っている場面がチョイスされていた。

会場内に「あの名場面が生で聞けるのか……」などと考えていたファンがいたかどうかはわからないが、残念でした! いざアフレコが始まるとRhodanthe*の5人はアクセル全開。オリジナルの台詞とはかなり異なる、アドリブ合戦が開幕した。しかし5人の息はピッタリなので、アドリブなのに会話がキレイにつながっている。普段から仲が良いRhodanthe*の、チームワークがなせる業なのだろう。演技力もさることながら、「トークがおもしろい」という理由で一部からは「声優コント集団」と呼ばれている所以だ。詳しくレポートできないが、最後にキャスト一同が「原悠衣先生に謝ろう! ごめんなさい」と頭を下げて会場を沸かせたことだけは記しておく。

『きんいろモザイク』聖地イギリスをめぐるツアー、お値段は30万円!
4月より放送中のTVアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』の舞台のモデルとなった、イギリス・ロンドン市内やコッツウォルズ地方をめぐる公認ツアーの募集が、5月25日より開始された。

出発日は、6月3日(水)から9月30日(水)までの毎週水曜日から選択可能で、最少催行人数は各日4人。旅行代金は1人につき298,000円(9月23日出発のみ328,000円、いずれも燃油サーチャージ除く)となっている。
『ハロー!!きんいろモザイク』は、芳文社の4コマ漫画雑誌『まんがタイムきららMAX』で2010年より連載中の、原悠衣さんの漫画を原作としたアニメ『きんいろモザイク』の第2期。

純和風女子高生・「シノ」こと大宮忍と、イギリスから彼女の家にホームステイに来ているアリス・カータレットを中心とした、5人の女子高生の日常を描いた作品だ。

本ツアーは、『きんいろモザイク』の第1期、2期に登場するスポットを専用車でめぐる5日間のツアーとなっている。

1日目のロンドン市内観光では、ビッグベン、ピカデリーサーカス、ロンドンアイ、アビーロードなど、観光地としても有名なスポットをめぐる。

また、2日目と3日目にまわるコッツウォルズ地方では、アリスの家のモデルとなったB&B(安価で泊まれる宿泊施設)「フォス・ファームハウス」に宿泊する。第2期のシーンのモデルとなった場所に行けるオプショナルツアーも用意されているようだ。

参加者には、旅のしおりやオリジナルグッズ、第2期7話に登場するイギリスのシーンの絵コンテがプレゼントされるとのこと。

聖地巡礼はもちろん、イギリスの文化も十分に堪能できる旅になりそうだ。

Rhodanthe*の5人が作った“オリジナルこけし”のデキは!? 『きんモザ』のデジタルフリーペーパー『こけし堂プレス』発刊!
テレビアニメ『ハロー!!きんいろモザイク』のグッズを展開するムービックが、Rhodanthe*のメンバー(西明日香さん、田中真奈美さん、種田梨沙さん、内山夕実さん、東山奈央さん)の活動をレポートしたデジタルフリーペーパー「こけし堂プレス」を発刊した。

2巻目となる今回は、3月29日に開催されたイベント「パレードからコンニチハ!」の宮城と、4月4日に行われた広島のレポート記事を掲載している。

誌面ではイベントレポートだけでなく、その際にキャストが観光した「弥治郎こけし村」(宮城)と「安芸の宮島」(広島)の様子やオフショットも紹介。特に白石蔵王にある「弥治郎こけし村」では、Rhodanthe*の5人がオリジナルこけし制作にチャレンジ。メンバーの5人が作った、自信の演じるキャラクターのかわいい“オリジナルこけし”は必見です!

なお、茨城(3月8日)と栃木(3月15日)のイベントをレポートした第1巻も、同サイトで閲覧できる。未見のファンは、こちらも合わせてご覧ください。

2014年3月21日に続編の製作が発表され、4月19日にテレビアニメ第2期として製作されることが正式に発表。7月19日のアニメ公式サイト上にて、第2期のタイトルが「ハロー!!きんいろモザイク」になることが発表された。それに伴い公式サイトがリニューアルされ、新キービジュアルが公開された。2015年4月からの放送に先駆けて2015年1月7日から3月25日までサンテレビにて第1期が再放送され、その最終話で第2期につながるエピソードが放送された。きららMAX作品において2度アニメ化されるのは本作が初。

第11話Cパートは第1期第10話の嘘予告をアニメ化。衣装デザインは原悠衣によるもの。

オープニングテーマ
「夢色パレード」(第2話 - 第9話、第11話 - 第12話)
第1話ではエンディングテーマとして使用された。
第5話からはラストの部分がこれまでのダイジェスト映像から、キャラクターが輪になった状態で手を繋いで順番にジャンプ(または手を上げる)していく映像に変わった。
曲の始まりの歌唱担当者は回によって異なり、歌詞も異なる。

「きらめきいろサマーレインボー」(第10話)

エンディングテーマ
「My Best Friends」
第1話では本曲のほうが先に流れた。また、第5話からは一部静止画だった場面が動くようになっている。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 46

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

精神安定剤♡

第2期

全12話

ジャンル:日常系


簡潔感想

きんモザ 終わっちゃった・・・

なにこの消失感
来季は何に こころぴょんぴょんしたらいいんじゃーーー!><
(作品が違うかw)

そうです 私が萌え豚です。(変なおじさん風)(爆)

日常系なので、頭空っぽにして観れるからいいよね!
こういうのは、誰か1人でもキャラを愛でれるか?で、合う合わないが決まりますが・・・

自分は
アリスが可愛い!(金髪、ちっちゃい)
陽子を想うツインテの綾のツンデレが可愛い!(CVの種田さんの声がいい)
カレンのカタコトな喋り方がクセになってるデース!

日常系で、こんだけ好きな所があるなら、間違いなく癒し枠になるよね。


毎週、いつも寝る前に観て、心落ち着かせ、気持ちよく布団に入ってましたよ。
(仕事の疲れも手伝って、眠りに落ちるが早いです)
もうこれ 精神安定剤レベル

自分にとってきんモザは、癒し作品でした。

是非 3期 オナシャス!

投稿 : 2024/12/28
♥ : 47

☆エトペン☆ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

また楽しみにしていた日常系が終わってしまった・・・。3期よ、早く来い!

きんいろモザイクの二期。


一期では忍がイギリスに行き、
ホームステイ先で出会ったアリスと仲良くなり

忍の帰国後、アリスが日本語をマスターして
日本に留学、忍と同じ高校に通う。

そしてアリスを追ってきたカレン、
忍の友達のヨーコとアヤを中心に
彼女たちの日常が描かれました。


二期でも同じ形をとり、
新キャラを2人登場させて
会話のバリエーションが増えた印象。

まあ新キャラの一人はモブから
準レギュラーになった感じですが・・・。



正直、語ることはほぼないですが
忍のアリスとカレンへの金髪愛に
拍車がかかっていて面白かったですね。


登場人物のツッコミのバリエーションも
多彩で同じ感じの流れでもツッコむ人が
違うことで飽きることは全然ありませんでした。


一期の序盤はイギリスの生活描写が
あまり気に入らず、断念気味だったのですが
すぐに持ち直し、学園生活の
面白さが二期でも止まりませんでした。



そういえば二年でクラスバラバラってことは
けいおんみたいに三年は・・・。


自分は癒される日常系より
笑える日常系の方が評価が高くなるのですが
今回も大いに笑えて楽しいアニメでした。


タイトル通り、三期来てほしいですね・・・。
でも「バイバイ!きんいろモザイク」という
タイトルだけは勘弁してください。



きんモザは永久に不滅です!

あ、これは死亡フラグでした・・・。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 31

66.0 3 着ぐるみでコメディなアニメランキング3位
空中ブランコ(TVアニメ動画)

2009年秋アニメ
★★★★☆ 3.8 (270)
1412人が棚に入れました
不眠症を患うサーカスの空中ブランコ乗り・山下公平は、着ぐるみを着た謎の精神科医、伊良部(いらぶ)一郎の診察を受けた。
それからというもの往診と称し公平につきまとう伊良部だが、公平のもとを訪れるヘッピリ腰の区役所職員やスキーゴーグル着用のヤクザといった、ちょっと変な人々をおもしろがってばかりいた…。

声優・キャラクター
三ツ矢雄二、朴璐美、杉本有美、森川智之、三木眞一郎、浪川大輔、平田広明、入野自由、高橋広樹、岩田光央、羽多野渉、置鮎龍太郎、古谷徹

ostrich さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

中村健治は今敏の後継者だと(勝手に)思う

リアルタイム放映時は、
「電気グルーヴがテーマソングを担当しているから」
という動機で1話だけちら見しました。

当時はアニメから若干、遠ざかっていたので、
「(旧)エヴァンゲリオンの発展系? いや、立喰師列伝か」
などと知ったかぶりをしつつ、私自身がサブカル寄りにも関わらず、
本作のサブカルなルックになぜか嫌悪感を抱いてしまい、
また、精神医療を扱っているのも、なんか鼻につき、
ちょっと、物珍し「気(げ)」なアニメなんでしょ、と断じて
以後、追いかけず。

だったのですが、最近になって「モノノ怪」を鑑賞。
「おー、すげー!」と感心して、監督「中村健治」を検索したところ、
「あ、あれ(空中ブランコ)の監督なんだ」と。

で、今さらながらシリーズを鑑賞。
すみません。完全に数年前の私が間違っていました。

確かに人を選ぶ(毒々しいとすらいえる)ルックではあるけど、
一度、世界に入るとなぜか不思議と温かいトラジコメディ(悲喜劇)。

おそらく原作の力も大きいと思うのだけど、
きわどい題材をうまく笑いで包む演出は傑出しています。
シリーズ構成もとても凝っていて、基本的には1話完結なのですが、
最終的には、全体を通した何かが感じられる作り。

その「何か」を、あえて言葉にするなら、
あくまで精神を病んだ人の側に立った上で、
「世の中、いろんな人がいて、面白いじゃん」
と笑ってくれる姿勢でしょうか。
この姿勢は下手な励ましより、人を救うと思います。

で、見終わった後にですね。
故今敏監督の「東京ゴッドファーザーズ」を思い出したんです。
これもホームレスという「気の毒な人たち」が主人公のトラジコメディ。

中村監督と今監督は「気の毒な人たち」に向けるまなざしが、
非常に似ているように思います。

ものすごく感情移入はしていないんだけど、
むしろ、距離を置いて徹底的に観察することで、
「いや、アンタ、気の毒だけど、とても面白い、最高!」
と一周した承認を与える感じなんですよ。
そして、そのまなざしが、作品に救いをもたらすというか。

さらに言えば、お二人は作風以前の「人となり」の部分で
似ているんじゃないか、とさえ思いました。

私は今敏監督作品が大好きなので、彼が亡くなって以来、
当然のことながら今敏的なものを見ることができなくなり、
寂しく思っていたのですが、本作を鑑賞して、
ひょっとすると、この人(中村監督)ならやってくれるんじゃないか、
とこっそり期待してしまいました。

もちろん、全く同じものは作れないだろうし、
そもそも作る必要もないけれど、
同じまなざしを持った人が作る作品は、とても観たい。
それは確実に誰かの心を決定的に揺さぶるはずです。

早く劇場用長編を作って欲しいなあ。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 7

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

全てのカナリアの声を

全11話
オムニバス形式で心療内科の患者と
症状で構成されてるのだけど
面白い。

精神科や心療内科って、実際は白かったり落ち着いた雰囲気。
でも、この病院はとってもカラフル。
モノノ怪の監督とキャラデザの方がやってるからか
演出も構成も色使いも凝ってるんだよね。

人の心ってカラフルだから病院もカラフルなのかなって思ったり
モノトーンが病状醸し出してる感じだったり
病状も、一般的にかかりやすい病気を扱っていて
真面目に作ってる事が伺える。

伊良部先生が3パターンで登場して
パターン別に応答が違ってるのも見所だし
一話ずつ話数を重ねていくと
他の話の人がちらっとうつって
全部繋がっていたりして
上手いなぁって思った。

10話と11話が好きなんだけど

子供はみんなカナリアだよ
家族にとって
もっと見てよ
話してよって
思わず言いたくなっちゃった。
良い作品だと思うよ。
押し付けがましくもなく。

おしゃれにポップに作ってあるし
敬遠されがちかもしれないけど
それで判断してみないのは勿体ないなって思う。

行動療法・認知療法・暴露療法など
手軽にできる治療法をやってるのにも好感もてるし

普通の人が一番の下りは云々と思わず頷いてしまった。
大事な人のカナリアの声は
聞き逃さずにしたいものです。

OP・ED共に電気グルーヴで拘りがかんじられました。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 49

もちすい さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

人気ないみたい

1話完結のオムニバス形式で、精神科医である伊良部のもとを訪ねてくる様々な患者を描いたヒューマンドラマです。

多少デフォルメしつつ、コミカルに描かれてはいますが、各患者が抱える悩みは、現代人なら思わず共感してしまうものばかりではないでしょうか。

そんな患者に対して伊良部というキャラを狂言回しに据えて、応対を通して患者の心を掘り下げて描いていくわけですが、この模様を断定的になりすぎず、観ている側に色々考える余地が残るように淡白に描いているのがいいです。

各話の結末は、ほぼ投げっぱなしな終わり方だったり、やや釈然としないまま終わったり、ほとんどは明確な解決というものが描かれることなく、前向きな方向性を示唆する程度の終わり方なのですが、実際に心の病気というものは、そう都合よく解決するものでもないので、この物語においては、これはありだと思います。

他の楽しみ方としては、実は各エピソードは同時系列上になっていて、お楽しみ程度にそれぞれの登場人物同士が絡んでいたりするので、そういう面白さもあります。

しかし、かなり癖のある作品なので、おそらく第一印象は、色彩やデザイン、実写レタッチなど、エキセントリックな映像表現や演出ばかりが目に付きますが、ただのセンスアピールな雰囲気アニメだと判断して敬遠するのはもったいないと思います。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 9
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